商品の説明
メール・サーバー・ソフトウエア「Postfix」の仕組みや設定,使いこなしについて紹介する。Postfixを構成するコマンド群の関係を図示した上で,メールに関する処理をどのように実施しているかを解説する第3部「Postfixの仕組み」が管理する上で参考になる。各コマンドについても,詳しい解説が施されている。例えば,Postfixバージョン2.0以降で使われるキュー管理サーバー「nqmgr」についても,従来の「qmgr」との違いなどが記されている。パフォーマンス・チューニングやセキュリティ対策についても,具体的な作業手順を挙げながら言及している。
(日経Linux 2004/12/01 Copyright2001 日経BP企画..All rights reserved.)
出版社/著者からの内容紹介
本書ではPostfix2.0をbaseに、Postfix2.1での新機能もあわせて説明しています。
内容(「BOOK」データベースより)
内容(「MARC」データベースより)
出版社からのコメント
導入から高度な応用までを網羅し、詳細に解説 メールシステムとMTA/導入前のプランニング/インストールと基本設定/運用管理の基本/Postfixの内部構成と動作の仕組み/spam対策/コンテンツフィルタリング/パフォーマンスチューニング/SASL, SMTP AUTH, TLSの利用/MySQL, PostgreSQLの利用/LDAPの利用/Sendmail, qmailからの移行方法/パラメータリファレンス/その他
著者からのコメント
メールシステムとPostfixを知り、現状のメールシステムの問題点を洗い出せば、Postfixの採用の有無にかかわらず、メールシステムをより深く理解できることでしょう(本書がその助けとなれば幸いです)
カバーの折り返し
著者について
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
奈良先端科学技術大学院大学在学中に、Sendmailおよびqmailを使ったメールサーバの運用・構築を行い、メールの世界にのめり込む。ISP、ASP会社を経て、現日本ヒューレット・パッカード研究所研究員。Debian JPプロジェクトリーダ、Debianプロジェクトメンバ、日本Linux協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
抜粋
当初、Postfixは「vmailer」という名前で開発されていました。1998年11月17日にPostfixという名前になり、 Postfixが一般の目に触れられるようになってから5年あまりの歳月が経ちました。今ではPostfixは、多くのインターネットサーバで商用・非商用を問わず使われるようになり、いくつかのLinuxディストリビューションの標準のMTAとして採用されるようになっています。
Postfixの歴史をざっと紹介すると、次のようになります。
表 1-1. 1999年6月 ライセンスを変更し、IBM Public Licenseになる 1999年9月 最初のベータ版(19990906版)をリリース 1999年12月 19991231リリース版 2001年2月 20010228リリース版 2002年1月 Postfix1.1をリリース 2002年12月 Postfix2.0をリリース 2004年4月 Postfix2.1をリリース
Postfix の開発当初の目的は、安全で、より簡単で、パフォーマンスが高いMTAを作ることでした。セキュリティを考慮せずに開発され、既に多くの機能を持つプログラムに比べて、設計の初期からセキュリティを考慮して開発されたPostfixは、容易にその意図を達成することができました。その後、さまざまな変更や改良が加えられ、現在に至っています。
本書ではPostfixのそれらの機能について説明していきますが、その前にPostfix開発の動機について一言述べておく必要があるでしょう。