吹奏楽の「神様」故フレデリック・フェネルとダラス・ウインド・シンフォニーによる
「オルガン・木管・金管・打楽器のためのパワフル・ミュージック」です。
収録曲は以下の9曲となっています。
'1.ジークフリート・カルク・エーレルト作曲「ドラムとシンバルをもて主をほめたたえよ」
'2.アルフレッド・リード作曲「アレルヤ! ラウダムス・テ」
'3.ウジェーヌ・ジグー作曲「グラン・コア・ディアローグ(大合唱の応答)」
'4.アーサー・ウィリス作曲「ヴァイキング」
'5.パーシー・グレインジャー作曲「ローマの権力とキリスト教徒の心」
'6.マルセル・デュプレ作曲「英雄的な詩」
'7.ロン・ネルソン作曲「ペブル・ビーチ・サジャーン」
'8.シャルル・ヴィドール作曲「主よ、汝が民を救い給え」
'9.ヤロミル・ワインベルガー作曲「歌劇バグパイプ吹きのシュワンダよりポルカとフーガ」
いずれの曲も丁寧かつゴージャスに演奏されており、安心して聴くことができます。
収録曲の中でも比較的演奏される機会の多い2.は非常に敬虔かつブリリアントな曲ですが、
吹奏楽にオルガンが付加されることでその響きはさらに深く広く明るいものとなっています。
また、7.はパイプオルガンによる細かく激しく跳ねるようなパッセージであふれており、
パイプオルガンのイメージを一新してくれることでしょう。そして9.はこのアルバムの白眉
であり、明るく楽しく華やかに歌劇のエッセンスを表現しています。
吹奏楽はオーケストラよりも表現力が劣るとか、単に響きのみを求めた深みのないものだ
とかいう偏見が未だ世間には流布しているきらいがありますが、そんなことはありません。
百聞は一「聴」にしかずです。ご自身の耳で確認しましょう!
また、そのすばらしさを引き出したフェネルの解釈と手腕も特筆に値します。