スタジオ盤とライヴ盤の2枚組みだが、仮にライヴ盤のみだとしてもこの値段は安いので、「Polaris」をすでに持っている人でもお勧めできる。ただし、スタジオ盤には日本盤のボーナストラックである"Second Sight"は収録されていないので注意。
ライヴの方だが、前回のライヴ作品である「Visions Of Europe」に引けを取らないほどの出来だと感じる。Timoは曲によっては高音がきつそうに聴こえるがその分4人の演奏陣がフォローしている。Lauri1とMatiasの加入により演奏も以前よりグレードアップし、往年の名曲も更に質が上がっているし、何より全員が非常に楽しそうに演奏しているという感じが伝わってきて気持ちがいい。それにTimoも中音は逞しく歌っているし、高音でも非常に高い部分でない限りはしっかりと歌っている。本当にきつそうに聴こえるのは"Forever is Today"、"SOS"、"Father Time"くらいである。それに、差し替えなどの小細工を一切せずありのままを伝えている姿勢にはとても好感が持てるし、これこそが本当のライヴ(生)だと感じる。
何より選曲が非常に良く、「Polaris」からも5曲演奏されており新作に対するメンバーの自信が伺る。また、往年の曲で"SOS"が演奏されているのが嬉しい。キャリアも長く、ステージでのパフォーマンスもとても良いバンドにも関わらずライヴ作品が殆んどリリースされていないのが残念だったので、こうしてライヴ作品がリリースされたのはファンとしては非常に嬉しい。次は是非ライヴDVDをリリースしてほしいところ。