ある曲では反復するアンビエントな音にパルス系、グリッチ系、ハッシュ系のノイズが絡み、ある曲では太い低音にプチプチ火花がはじけるようなグリッチ系ノイズが絡み合います。
即興的であり、また、秋田昌美のコラボレーションMazkやSatan's Tornadeなんかに近いかもしれません。名曲は5曲目。「風のない夜中の大雨の中を耳を澄ませながら立っている」感じのハッシュ・アンビエントノイズ。どこかで「泣きノイズ」なんて書かれてましたが、これこそまさにその通りかと。
Fennesz自身についてはあまり詳しくはないのですが、確かM.I.M.E.O.というユニットにも所属しており、 Jim O'Rourkeも関わるオーストリアのレーベルMegoや老舗ノイズレーベルTouchから作品を出しているようです。