まず、この価格でのベスト盤ということでこれは「買い」。輸入盤なので歌詞カードは無いけれど、最初の1枚としては十分。
曲も発売されたアルバム(4枚)から均等にチョイスされているので、通して聴くと最初と最後でこれだけ印象の変わるBANDがあるのかと驚き。唸ってしまう。
80’Sでは実力がありながら一番認められなかったBANDの1つ。この中にある「Kyrie」は全米で86年2週連続ナンバーワンを獲得。それまで苦労ばかりして、やっとメジャーの仲間入りをしたのに、外見が少々野暮ったいのが悪かったのか(失礼)、その年度の「最低BAND」に選ばれてしまう不運に。おかげで勢いも持続することのないまま、あっけなく消えてしまう。本当に気の毒。
看板男のリチャード・ペイジ(写真左端)の才能はなかなかのもの。過小評価されてはいるが、あの大御所チャカ・カーンにも曲を提供している。あまり知られていないけど、永ちゃんこと矢沢永吉も彼の曲を歌っていたりする。我が日本の大物アーティストも認めていたのだ。
当時のことをご存じないかたも、ぜひ一度聴いてほしい。彼のメロディーメーカーとしての器は理屈抜きに聴いてみないとわからない。見てくれがパッとしないので、中年オヤジの曲なんてと思っているなら、そりゃ偏見もいいところ。ぶっちゃけイケメンではない(リチャード、本当にごめん)。しかし歌声はクセも無く、聴きやすいいい声をしているのだ。ちょいとSTINGとカブってしまうが、ベースを弾きながら歌うスタイル。元がスタジオミュージシャンなので正直上手いよ。
サウンドは玄人ウケのする硬派なROCK(ヘビメタではない)。キャッチーなメロディーの曲あり、渋みのあるどっしりとしたバラードあり。どちらかというと音にうるさい男性にウケるだろう。あなたが女性なら一目置かれるかも。最初は地味に聞こえるがハマればこの良さがわかる。
ちなみにリチャードはこのBANDの前に、「ペイジズ」というグループでも歌っている。初めはこれをおすすめ。
追記 今届いたので早速聴いてみた。リマスターがかかっているので、音もクリアーに。特に6,11曲目なんて原曲と比べたら雲泥の差です。これは大当たり。オリジナルへの不満はこれで解消。パソコンからライナーなど引き出せるようです。(だけど説明は英語です。詳しいかたはやってみて)。総合してこれは価格以上の掘り出し物!。今現在も私が購入した時より、かなり価格が上がっている。輸入盤なのでレートの関係もあるかもしれない。早めに買わないと損。
最後に画面の曲目リストが読みにくいので、ここに追加します。
1 Humters Of The Night 2 I Get Lost Sometimes 3 Life Goes On 4 Broken Wings 5 Kyrie 6 Is It Love
7 Black/White 8 Run To Her 9 Healing Waters 10 The Border 11 Something Real(Inside Me/Inside You)
12 Waiting In My Dreams 13 Learning To Crawl 14 We Belomg To No One
1〜3 1st 4〜8 2nd 9〜11 3rd 12〜14 4th
の各アルバムに収録されています。