アート・ペッパーとチェット・ベーカーは二人ともイケメンの白人で人気もあったが麻薬中毒でペッパーは人生の大半を刑務所とシナノンという療養施設で送った。ベイカーは麻薬代金を払えず金歯を売ったり麻薬取引のトラブルから殴られ前歯を折られトランペットを吹けなくなった。ジミー・ヒースはアレンジャーとしてもテナー奏者としても有能で一時マイルスのバンドにもいた、ヒース3兄弟の一人。黒人。ヒースも中毒で50年代を棒にふった。3人とも映画のような悲惨。しかし再起してペッパー、ベイカーは来日してる。ペッパーは往年の輝きは失せたがベイカーは入れ歯をはめたら全盛期より枯れた味がでてよかった。その二人が娑婆に出た貴重な共演。アレンジはヒースでウエスト・コーストだからショーティ・ロジャースかマーティ・ペイジならもっと良かった。ジャケも面白い。ペッパー、ベイカーともにイケメン。女にはよくもてた。