トラック6がものすごいです。breakbeat のドラムがすごすぎる。生のドラムで、少しずつ変化するのですが、ずーっと1曲通してものすごいグルーヴ感のドラムです。また音の快感なドラムで頭に心地いいです。あまりのすごさにトランス状態になってしまうような、とんでもないすごさです。
オリジナルと同じボーカルの声や叫びもすごく楽観的な声でファンクそのもので、このビートと完全にマッチしてエネルギーが爆発してます。特に声リズム「たんたんたんたんたん・たんたんたん・たたたたた・・・・」と声でやるところがより効果的に動物的になってます。またスクラッチが James Brown の発狂的なトランペットによく似た効果を出していて、とても興奮します。
トラック7も同じリズムですが、グルーヴ感はあまりないです。その代わり「ター・ラー」というメロディーフレーズが、「ター・ラー」と2つしか音がないのにすごく繰り返しに耐えるクオリティーで、なかなかいいです。悲壮な感情のある音です。プログレッシブかなにかで聞いたことがある、新みは全然ないメロディーなんですが、感情があるせいか、不思議とすごくいいと感じるんです。
トラック4と5はハウス系です。
トラック3はクラフトワークのパーカッショニストだった人ので、未来的エレクトロです。スケールが大きく、いいです。歌詞もヴォコーダーでロボット声です。ただ、Juan Atkins の曲みたいに、未来的なサウンドの効果音の寄せ集めのような曲で、曲を支配する唯一の美しいメロディーというものはないです。また別の言い方をすると、クラフトワークのメロディーと、「ター!ラー!」という壮大なかっこいい2つしか音のないメロディーと、あとその他の未来的なメカニカルな効果音が、別々な、互いに全然マッチしないテーマになっている、そういう曲です。
Planet Rock のもともとの曲は George Clinton を機械の音にしてクラフトワークのメロディーを足したというような感じの曲ですが、ぼくは George Clinton のよさがあまりわからないので、シンセサイザーのメロディーのほかはそんなに大好きなわけじゃないんです。George Clinton の音楽はエネルギーに満ちて動物的に楽しく歌い叫んだりしてるのがファンクなわけですが、JBのファンクとちがってリズム自体のグルーヴ感がないから。