林原さんの久しぶりのアルバムです。僕自身,彼女のフルアルバムを聴くのは久しぶりで,「懐かしいなあ」という思いと「林原めぐみは健在!」というのが第一印象です。
DISC1における新曲は5曲ですが,中でも1曲目の『www.co.jp』は,まさに‘林原節’が表れており,「ああ,めぐさんだなあ」と感じさせてくれます。
そして,このアルバム中,特別な曲といってよいのが『4月の雪』と『旋律』ではないでしょうか。前者は,かつて林原さんがアニメ「ミンキーモモ」で歌った曲で,故・岡崎律子さんの作詞・作曲です。また後者は,編曲が長谷川智樹さん・コーラスが日向めぐみさん(meg rock)という岡崎さんにゆかりの深い方たちであることもあり,岡崎さんと林原さんの関係を知っている方なら,ひとしお感慨深いものがあると思います。
♪ どれだけあなたを思っても 今はもう届かない
元気でね 元気でね 愛して止まない人だから どうか ♪ (『旋律』)
DISC2のライブ盤のほうはアコースティックなもので,DISC1とはまた違った雰囲気を楽しめます。個人的には,『Bon Voyage!』『I'll be there』がしっとりしていて気に入りました。
ブックレットの写真も,アルバムタイトル「Plain」の通り,林原さんの日常の何気ないショットが多くなっています。
今回のアルバムで,林原さんが良い意味で丸くなったと感じました。そして,深みも出てきたと思います。
初めて林原さんのアルバムを聴く方には,ベスト盤的要素もあってお薦めです。また,今までのアルバムを持っている方は,新曲・ライブ音源に価値を認めるならば‘買い’です。