3度目のDVD化。文字数制限があるので簡潔に。
(特徴)
・『
ゴダール伝』の邦訳があるコリン・マッケイブによる数分のイントロダクション付き。
短いながらも身振りを交え熱のこもった解説です。公開当時のゴダールの姉の逸話等が披露されます。
・ゴダール作品には珍しい音声解説の収録。『ルネッサンス』等の脚本家ジャン=ベルナール・プイに
より、「仏映画で男が入浴する場面は珍しい」等独自の視点でのコメントです。
・公開時の主要各国ポスター画像収録。日本版もあり。
・BOXセット商品の単品化販売ながら1500円での発売を実現。
(残念な点)
・当欄で何度も言及していますがまたもやPAL、STUDIO CANALのマスターでの短縮版。
110分が4%早送りで105分にされ、2005年に発売されたハピネット版と同じ仕様にされています。
これに関しては画質も含め後述。
・字幕翻訳に違和感。本作品は文学作品等からの引用が多いのに引用元を踏まえていないと思われる
字幕が数箇所みられ、奇妙でした。このメーカー独特の字幕フォントにも好感をもてません。
・ジャケットに印刷されているCRAZY PETE…米国向発売されたものをそのまま印刷?謎です。
Voyager社Criterionレーベル等海外ではこの作品もBlu-ray化され始めており、
3度めのソフト化ですが本編の画質自体は2005年のハピネット版と大差なく、
「既に前のを持ってるの買う価値あるのかな」と思われた方の内
音声解説に興味のある方には購入をお薦めします。
次回ソフト化(Blu-rayでなされる事でしょう)の際はオリジナルの尺を厳守される様、強く要望します。
原題:"Pierrot le fou" 1965年作品、105分(PAL変換により。オリジナル110分)。