Disk1の素晴らしさは言うまでもないので触れません。
Disk2伝説のシグマ・スタジオ・ライブ公式盤、感無量です。
’Long Long Time’, ‘Josephine’, ‘Rosalinda’は全くの未発表曲。
3曲とも素晴らしくアルバムに入らなかったのが不思議。
予備知識なしでも十分楽しめますが
私は収録日1972年4月15日の背景に関心があります。
Cold Spring Harbor発売後5ヶ月。ビリーは依然、無名です。
観客は何かの縁で入場しただけでファンのはずはありません。
人数も拍手の音などから推定してせいぜい三十人程度でしょう。
ビリーもリラックスしてデタラメな観客紹介などしています(もちろんジョーク)。
アルバム’Piano Man’発売はこの1年半後。
なので’Travelling Prayer’他のアルバム収録曲は当時、未発表のはず。
観客から感じられる「ふ〜ん新曲ねぇ・・」的醒めた反応が面白いです。
オタク的興味としては’Captain Jack’で’masturbate’の歌詞に観客が無反応なのに注目です。
後年のライブで同曲を聴くと’masturbate’で観客が喝采します。
これはPhiladelphiaローカルヒット時に放送倫理上、問題視されたことと関係します。
そんな批判もどこ吹く風、そのまま歌うビリーに、「この語が出たら喝采」が定番になりました。
「ファン内輪のお約束」が出来ているはずもない雰囲気に原理主義的喜びを感じたりします。
あとTomorrow is Todayのイントロはカットされています。
参考音源を聴くと、本来はアルバム通り弾いています。
ビリーの原点ライブ、最高。
あの時代を、誰かと語り合いながら聴きたいです(^-^)