Photoshop Elementsはver.6からver.9へとバージョンアップして使っていましたが,今回さらにver.10を使うことになりました。Photoshop CSシリーズの廉価版というよりも敷居を低くして使いやすくしたソフトウェアという位置づけだと理解しています。Photoshop CSシリーズにできることを手間をかけずに初心者でもできるようにという配慮が隅々にみられますが,決定的な違いがあります。それは最終的な作品のクオリティを左右する,扱えるデータのビット数です。CSシリーズは16bitで編集できますが,elementsは8bitでしか編集できません。見た目でわかるようなものではないともいえますが,業務用と家庭用の決定的な違いになります。またelementsはRGBでの出力になりますので,出版印刷には不向きです。裏返せば業務用のクオリティを最初から切り捨てて値段相応のソフトウェアとして導入すれば後悔しない買い物になるといえるでしょう。ただし,CSシリーズと同等以上の重いプログラムですので,起動に時間がかかります。いったん起動するとそれほど重くは感じないかもしれませんが,起動時の待たされ感はバージョンが上がるにつれて強まっていることは指摘しておきたいと思います。
Premiere ElementsについてもPhotoshop Elementsと同様のことが言えると思います。ver.4からのバージョンアップになりますが,相変わらずメモリをたくさん使いますので重いソフトです。メモリは多ければ多いほど動きがよくなると思います。初心者でも飛びつきやすい工夫がたくさん組み込まれていますが,その分動きが緩慢になっていると思います。私の場合Media Studio Proでノンリニアビデオ編集に入りましたので,タイムライン方式の編集になれているのですが,今は亡きMedia Studio Proのほうが同じタイムラインでの編集でも使いやすかったように思います。トランジッションやエフェクトのかけ方が今ひとつ慣れないことが原因でソフトウェアそのものの問題ではないのですが。
いずれのソフトウェアも導入して少し使っての印象ですので,安定度についてはまだわかりません。もし不安定な状況が生じましたら,追記したいと思います。