正直この手の複合写真集の評価はよくわからない。それは個々の写真家(写真)を愛してる敬意にも値する。写真家の1Shotの必要性はその作品集のStoryの1Pageでしかないということ(FashionPhotoはNuanceが異なる)。つまり沢山の写真家の総合版"カタログ集"は匂いが薄れると共に、個人的にはあまり好ましくない。それは正に出版社(Phaidon社)のエゴイズムの何物でもない。しかしながら、出版業務に携わったDirectorもしくはEditor(編集者)のセンスに全てが集約されることになる。その部分では興味深いのも事実。Page構成に関しては、アルファベット順で各写真家の写真を、1Shotサンプルとコメントで紹介、非常に明確で、写真家のカタログとしては親切。ある意味、空腹を満たしてくれます。歴史的代表作の選抜が多いところもストレートで意図的な狙いがわかりやすいし、また写真家によっては興味深い作品をチョイス。"なるほど"と思わせるセレクションにセンスも感じるし悪くもない。写真に興味を持ち始めた方にはBestな辞書になると思います。写真家の名前とその情報を得る為の総合カタログです。