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15 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
くるりの10年,
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レビュー対象商品: Philharmonic or die (CD)
くるり初のライブアルバム。音源としても8ヶ月ぶりとなる。このアルバムは普通のライブアルバムとは違い、2枚の会場で収録した音源を 分けて発表する形となった。その割りにはコストパフォーマンスが優れている。 まず全体的な選曲が面白い。くるりは今年でデビュー10周年だが、敢えてベスト的な選曲でなく レア、というかシングル曲少なめでくるりの中でもコアな楽曲が多めになっている(特にDISC2)。 これが非常に面白くて、ファンにとって幻の作品「もしもし」からの楽曲(!)が 入っていたり、シングルのカップリングやちょっと昔の曲が多かったりする。 もちろん最新アルバムの曲は多いが、「NIKKI」や「アンテナ」の曲はほとんどなし。 その代わりに「図鑑」や「THE WORLD IS MINE」の曲が多く、このひねくれもくるりっぽい。 DISC1はパシフィコ横浜で行われたオーケストラライブを収録。もちろん「ワルツを踊れ」の 流れを完全に汲んでいて、その中の楽曲が中心のセットリストであるがその他の曲も 見事にワルツ〜の音像に近いものになっている。個人的には「惑星づくり」はかなり意外だったが 聴いてみると見事に流れに溶け込んでいるのが凄い。また「春風」のように容易く合いそうな曲も きちんと入っているのもニクイ。「ジュビリー」で締められるラストは圧巻。 DISC2には京都の磔磔で収録されたライブ。これはDISC1と対照的にバリバリのロックで いつもの彼らのライブ感を感じることが出来る。で、思ったのは非常に良い演奏をしているということ。 ライブ盤としては珍しいほどキッチリとした雰囲気になっており、バンドの性格が判る仕様になっていると思う。 「すけべな女の子」のグルーヴ感は凄いし、「アナーキー・イン・ザ・ムジーク」ではかなりの アグレッシブさを感じられる演奏をみせている。個人的に「モノノケ姫」は彼らの曲の中でも 思い入れの強い一曲だったのでこの曲を未だにやってる事実に大いに嬉しくなった。 正に冬に発表するのにふさわしい、温かくてそれでいて洗練されたバンド・サウンドをじっくり堪能できる 優れたライブアルバムだった。ライブ盤に興味がない人でも楽しめる仕様になっていると思う。 また雰囲気もかなり良い感じなので是非。
28 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
二つのアプローチから,
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レビュー対象商品: Philharmonic or die (CD)
くるり初のライブアルバムということですが、むしろ今までのくるりの総括といった方がいいかもしれません。ディスク1は横浜パシフィコで行われたライブを収録。ディスク2は磔磔でのライブです。 事前に投票を行ったようにファンにも人気の高いすけべな女の子やさよなら春の日などもアルバムとしては初収録。 僕は両方のライブで演奏を聴いたのですが、前者はクラシックで使われるホールということもありワルツのサウンドフォームに沿ったものでした。 ただ、オーケストラが入ったWESNやARMY、GUILTYがスゴイことになってます。 まったく別の曲です。というよりこのアレンジで演奏された全ての曲がいつものサウンドよりビルドアップしてます。 くるりが「今までで最高のライブやった。」と言うのもよく分かるディスク1です。 個人的にフェイバリットはさよなら春の日です。シングルカットできるぐらいすばらしい出来。 ディスク2はロックバンドとしての彼らの強さが前面に出てます。 磔磔自体、やはりそうしたライブをやらせるのでしょうか。かなりブルージーです。 サウンドフォーム的にはNIKKIの時のブリティッシュ・ロックスタイルが中心ですが、初期のモノノケ姫ではサイケでぶっ飛んだロックを聞かせてくれます。 宿はなしを演奏していた時、ローザ・ルクセンブルグを彷彿とさせるなぁと年配のおっちゃんが言ってましたがそんな感じ。 こちらではすけべな女の子、夜行列車と烏瓜、帰り道、モノノケ姫などが収録されています。 そういった意味では今までのサウンドフォームを全て出し切ったアルバムと言えます。 (テクノやダンスミュージックはないですが・・・。) ロックバンドの可能性を前面に出した傑作ライブアルバムだと思います。 個人的にはライブDVDも出して欲しいですね。そのくらいすごいライブでした。(特にディスク1) くるりファン以外にもオススメのライブアルバムです。 くるりのライブの表現力の高さを改めて感じました。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
聴くだけで精一杯,
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レビュー対象商品: Philharmonic or die (CD)
全編通して、これをライブでやったのかと息つく間もないアルバムでした。音楽を楽しんでいる姿勢が前面に伝わってくる一枚です。正に「Tanz Walzer」の落とし子。「春風」「World's end supernova」は生まれ変わっていますし、ほかの曲ものきなみグレードアップしていると感じるのは、ファンの欲目ではないはず。気持ちの触れられるところが多い、可触性が高いというか、とてもざらついていて癒されるいいアルバムだと思います。
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