ブライアン・デ・パルマ監督の '74 の同名映画のサントラ。ダウンタウン物語同様、語り部分やインスト曲は無く、単体のアルバムとしても楽しめます。
本人のボーカルは [5][9][10] のみで、他の曲は出演者が歌っています。レイ・ケネディ(声のみの出演)以外は無名の人ですが、ヒロイン、シェシカハーパーの「のらりくらり」ボーカルが味があって気に入ってます。
曲は、甘いポップな曲から、切ない曲までバラエティに富んでいます。ユルいビーチボーイズの [3] や、変なバーバラストライサンドの [8]、オールディズ風の [1] など、パロディやラリった曲も多く、全体的になにかヒネた感じというか、どことなく湿っぽさがあります。特に [9] のイントロの物悲しさが良いですね。
紙ジャケ盤はリマスタリングがされており、旧盤 POCM-1912 と比べると全体の音圧が上がっていますが、特に低音が大きくなっており、かつ、ベースの定位などもクリアになっています。
ポール・ウィリアムスは初期のアルバムに人気がありますが、私はダウンタウン物語 (Bugsy Malone) と、このアルバムが気に入ってます。ダウンタウン物語(のアルバム)が好きな人にもどうぞ。