1987年発表のエアロの9作目で、ゲフィンに移籍してから"Done with Mirrors"に続く2作目になります。前作品は70年代を髣髴とさせる荒削りさが魅力のロック・アルバムでしたが、セールス的に今ひとつであったためか、エアロは大きな路線変更を図ります。Bon Joviに"Livin' on a Prayer", "You Give Love a Bad Name"などの大ヒット曲をもたらした作曲家Desmond Childを、またプロデューサーにこれまたBon Joviの"Slippery When Wet"(1986)をプロデュースしたBruce Fairbairnを起用しました。全く別のバンドのようになってしまったため、古くからのファンはこうした路線変更に批判的でしたが、結果的にはこれが大成功し、エアロの復活を決定付けました。
ということで、当然ながら極めてBon Joviの"Slippery When Wet"に近いサウンドです。各メンバーの技量はBon Joviより高いため、より安定しゴージャスな印象を受けます。70年代のエアロが好きなので、全く聴かないアルバムですが、ポップ路線のエアロが好きなら聴く価値があるでしょう。