スウェーデンのインディー・レーベルより
デビューしたのが15歳。
そのオンリー・ワンの歌声、
サイケデリック感覚、ジャジーなサウンドが
注目を集める。
作詞作曲をこなすシンガー・ソングライター、
キーボード、ギター、ベースなどを演奏する
マルチ・ミュージシャンであり
ジャケットの装丁、
プロデュースもこなす才媛。
ポップとアヴァンギャルドが
せめぎ合う、静謐かつ過激な作家性、
詩的世界観は極めてパーソナルなものだ。
ジム・オルーク、MEW、
ブレッド・アンダーソン(Suede)、細野晴臣など
世界中のミュージシャンが
リスペクトしている。
彼女の声は
6歳の幼女にも60歳の老女のようにも聴こえる
と称される。
つぶやくように、囁くように紡がれる
声という名の麻薬。
サイケデリックに漂って
荒涼とした花畑に連れ去られる。
抑制された過激性を
普遍的なポップネスに昇華。
それが忘れられない魅力となる。
本作はカバー集。
ドアーズ/プレスリー/ロッド・スチュアート/
レナード・コーエン/エヴァリー・ブラザーズ/
ロイ・オービソン/プリンスといった
アーティスト作品のカバーだが
解体し、再構築された曲たちは
完全にスティーナの楽曲と化している。
鼻歌のような
ロッド・スチュアートのセイリング、
プリンスのパープル・レインなど
彼女のカバー・センスには
正直、舌を巻く。