構成上、美容整形の説明が最後に来ていて、
あたかも結論のように思うのは確かに分かります。
しかし、分量的に少量なので、
個人的には、それがメインだとは感じませんでした。
「美容整形という選択肢」という見出しを見ても、
あくまで方法の1つというのが、ニュートラルな見方に近いと思います。
特に、アンドロイド紹介ページの意図も汲んで、
2011年現在、美に対しての追求の打開策として、
悲しいかな、美容整形というテクノロジーが、
ある種の最終手段になっていると、
皮肉を込めた結論を最後に持ってきた、
と見ることも出来そうだからです。
とは言え、それ以上に気になったのは、
いまいち方向性がまとまってない「特集の散漫さ」である。
項目ごとのチャプターは小出しで、
美に対しての色々な見方は広く浅く。
見解なども、主観な視点でしか述べていない箇所もあり、
読み物としては浅い。
グラビアもページをフルに使ったものが、
1人に付き3ショット程度なのも物足りない。
総じて、雑誌penの本来のコンセプトである、
「デジタルが急速に普及するなか、手書きの温かみを大切にしたい!」が、
感じられなかったのは残念。
シリーズとしては、結構良い記事もあるだけに、
今回は、素直に惜しい1冊だと思いました。