自主制作盤なので、再発される見通しがなかったこのアルバムですが、
なんとボートラ入り、リマスタリング済みで再発。しかもさほど高くもありません。
割礼といえば語尾をひたすら引き伸ばしたようなサイケデリックが魅力でしたが、
これはまだパンク志向だった時の音源なので、ゆらゆら帝国、BLANKEY JET CITYに似たようなサウンドが聴けます。
聴き所はなんといっても「ゲーペーウー」で、最近の割礼には見られないような悪ノリが存分に味わえます。
ボートラも「ゲーペーウー」のスローバージョン、そして17分にも及ぶ「溺れっぱなし」のライブバージョンなど、
希少な音源が見事な選出で収録されています。
ただ個人的に気になったのは、「ジャケットが脆い」という点です。
紙ジャケの時点で多少は覚悟してまいりましたが、見開きではなく、レコードのようなジャケットだったので、
取り扱いに結構気を使ってしまいました。
あと歌詞カードが付いていないのも物足りなく感じました。
内容が素晴らしいので星五つですが、商品としての評価は星三つぐらいです。
これを機に、廃盤になっているいくつかのCDも再発してくれるとありがたいですが、
今度からはもっと手の込んだ作りにして欲しいです。