USBバスパワー電源と呼ばれる類のデバイスですが、この商品の特徴はパワーソースにニッケル水素充電池を採用していることです。しかもたった2本。
電池を使った場合、電圧のコントロールは容易なのですがアンペアのコントロールにしくじる場合があり、以前使用した某社のニッケル水素電池4本仕様の同種のデバイスでは逆に電源供給対象のバッテリーから電源側に電力を引っ張ってしまうという状態になりました。
その時の供給対象デバイスはPSPだったのですが、今回入手して真っ先に試したところ、流石に容量上の都合標準バッテリーの40%状態を出荷状態添付の電池で71%に引き上げるのがやっとだったとはいえ、きちんと充電ができました。使用している電池は当然交換ができますから、あらかじめ充電済みの電池がもっとあるのなら、さらに充電することも可能ということになります。
経験則ではPSPでアンペアが大丈夫だった場合はWILLCOMのW-ZERO3でも大丈夫なので、それこそUSBバスパワーからケーブル変換でチャージができるデバイスなら幅広く運用できるでしょう。地味に見えますが相当高度な電力管理をしていると思われます。(ただし、メーカーが正式に動作チェックを行ったデバイスは現状携帯電話と携帯音楽プレイヤーがメインなので、それ以外は自己責任でどうぞ)
添付の電池はS社エネループのような低自然放電・低容量の新型です。添付のクレイドルを介して充電することも可能ですが、既にニッケル水素電池用の高速充電器をお持ちなら、そちらを使った方がいいでしょう。(仕様では添付の電池2本のフルチャージに4時間かかります)
携帯電話用のケーブルバリエーションで2モデルです。2G端末にも自前でケーブルを準備すれば対応するものと思われます。(これも自己責任で)
ニッケル水素電池を大量に持っている人で、小型のデジタルデバイスを多く使っている人には頼もしい味方になる筈です。電池がへたったら交換すればいいという意味で、既存の同等品よりコストパフォーマンスは良いと思われます。アンペアは下がるようですが、オキシライドやアルカリも使用可能です。
少々チャージが遅い、ポケパワー自体へのバスパワーからのチャージができない、という点で☆1つ減としますが、利便性はかなりのものであると思います。