重いボディとレンズが苦痛になる年齢になりました。そこで注目したのがマイクロフォーサーズ。撮像素子は小さいのですが,システムを小型軽量にすることができ,魅力に感じました。そこに最新のG3が登場。すでに購入していたGH2に追加購入。レンズも14-140,14-42,45-200とそろい,超広角ズームを手に入れれば立派なシステムの誕生です。
【とってもいいところ】
1 なんといっても小型軽量。メーカーはEVF内蔵式としては世界最小最軽量とのこと。ここまで小さくすると操作性やホールド感が悪くなるのでは,と思いましたが,実際手に取ると,意外なほどいい感じ。14-42ミリを装着すれば,気分はちょっとでっぱりのあるコンパクトデジカメ。ボディとレンズの重量バランスもよく良好です。14-140ミリや45-200ミリと組み合わせると,ややバランスは悪くなりますが,レンズを左手でしっかりと保持し,EVFを使って撮影すれば,撮影に集中できなくなくなるというほどでもありません。ボディ自体のグリップもよく,手になじみます。よく考えられているな,と感じます。
2 ボディを小型にした分,ダイヤルやボタンは減ったようですが,必要な機能はクイックメニューボタンから比較的簡単に呼び出すことができます。またファンクションボタンが2つ,ユーザーカスタム設定が2つ,それぞれ登録できるようになっていますので,頻繁に使う機能や設定はこれらに登録すれば,使い勝手は向上します。
3 先代G2やGH2同様に,本機はタッチパネル式の液晶モニターがついており,機能の呼び出しや各種設定はタッチパネルでも操作できます。これがなかなか便利で,ボタン操作よりも楽に感じます。さらに,タッチパネルシャッターも搭載されていますので,液晶モニターをタッチして,ピントを合わせシャッターを切るということもできます。私にとってはこれはすごく優れた機能に感じ,この操作感を味わうと,もうこれまでのカメラには戻れなくなりそうです。
4 優れた高感度画質。ISO2000までは全くノイズを感じません。ISO3200でもノイズ感はありますが,使えないことはありません。高感度をちゅうちょすることなく使うことができます。
5 私はまだ試していませんが,動画機能もGH2並みにそん色ないとか。よくこの小型軽量ボディに多彩な機能を詰め込んだな,と感心することしきりです。
6 EVF標準装備。個人的には本機を購入する際の決定打がEVFの搭載でした。EVFがあるため外観的にはこれまでの一眼レフカメラと大きな変わりはありませんが,右手でグリップ,左手でレンズ,ひたいでファインダーと,カメラを保持・固定することが容易です。このカメラの持ち方・構え方が手振れを防止する一番効果的な方法だと思っていますので,前述の14-140ミリや45-200ミリを手持ち撮影するときも,安心できます。他にもいいところはたくさんありますが,書ききれません。
【これは残念! なところ】
目下のところ,たった一つだけ残念なところ,それはGH2と電池の互換がないこと。同じ電池なら電池管理も楽だったろうに。
【使い方】
1 小型軽量なので,撮影が軽快になります。従来の一眼レフよりもずっと快適です。被写体や撮影条件によるとは思いますが,風景を撮ったり,スナップを撮ったりする分には,撮像素子が小さいことによるデメリットは感じません。
2 どうも位置づけは初心者向けのようですが,ベテランでも楽しく撮影できます。私のように重い機材に嫌気がさしている方にもお勧めです。
3 「初めて一眼」としての購入候補にもなりえますし,ベテランのサブシステムとして,あるいは機材を軽量化したいときのメインシステムとしても活用できますね。小さいのに使いやすい。こういう一眼カメラの登場を待っていました。