パソコンでの編集のしやすさを考えるとSD画質ビデオカメラでまだまだいける!とお考えの人も多いと思います。また,DVD再生機の普及が80%以上とVHSデッキ並みになっている現状に比べ,HD画質を記録できるBL再生機の普及は,3割程度だと言われています。そうなると,編集したものをBLに焼いて配付しても,見られない人が7割もいるので,ビデオカメラはSD画質で,編集後DVDに焼いて配付だ!私はそう考えておりました。しかし,パソコンで高度な編集という考えを捨て,カメラ本体とHDDレコーダーで簡易な編集でOKというなら,パソコン編集よりも圧倒的に速いです!もちろん,HD画質でも,作業が遅延することはほとんどありません。パナソニックのディーガと本製品は同メーカーで相性がいいので,USB接続かメモリーカードでディーガ本体にダビングして作業すれば,切り貼り作業は,超簡単です。そして,そのままDVDやBLへダビングできてしまうのです。その便利さを味わうと,SD画質のカメラにこだわる必要はなくなり,HD画質のカメラに切り替えようかという気になるわけです。それで,本製品HDビデオカメラを買ったわけです。このカメラの上位機種は内蔵メモリ62GBなのですが,基本性能は,全て同じの本製品が,画質音質機能価格のベストバランス機です。長時間本体に録画データを貯める必要がなければ(撮った後HDDレコーダーにダビングして,本体内のデータを消去),本製品が,おすすめです。1万円プラスして,上位機種のHC-V700Mを買う選択肢もあると思いますが,その価格差でメモリーカードを増設できることを考えると本体32GBで十分なのではないかと思います。何より,画質も音質も機能も全く同じなのですから,本製品がとてもお買い得な位置づけになっていることがわかると思います。5年前なら15万円クラスの製品ですね。さて,ハイビジョン画質のカメラなので,SD画質とは比べようもない美しさなめらかさですが,本製品の欠点は,ヘッドホン端子がないことです。つまり,録画中の音量音質チェックができないのです。これは,外部マイクロホンやワイヤレスマイクロホンなどを使用して録音するときに致命的かもしれません。音量メーターは液晶パネルに表示されますが,音の広がりや雑音などのチェックができないのが,残念でなりません。この価格で外部マイク入力端子が付いているだけでも,高機能な製品ではありますが,ヘッドホン端子がないと,ちゃんと音を拾っているのか,明瞭性などがわからないので,とても不安になります。その1点だけが,欠点です。後は,もう,最新の機能がてんこ盛りで,ワイドコンバーションレンズ不要の広角28mmレンズ実装,ハイブリッド手ブレ補正,46倍1288mmiAズーム,暗所でも高画質撮影,本体バッテリー充電機能など,ママさんカメラには不要な高機能が全部付いてます。これより下位機種にすると高機能が全部なくなるので,やはり,この機種がベスト選択肢になります。私は,今まで15年以上4台のソニー製のカメラを使っていましたが,最近のソニー製HDカメラは余計な機能が付きすぎていて,本製品の方がディーガとの相性も良いということで,このパナソニック製HDカメラを選びました。別途購入する物としては,高容量バッテリーPanasonic バッテリーパック VW-VBK360-Kが必須だと思います。また,個人的には,ソニー ワイヤレスマイクロホン ECM-AW3もオススメいたします。ヘッドホンがないという不安はありますが,50m向こうの会話を遠くから集音できるマイクがあれば,かなり魅力的な撮影が可能です。今まで,SD画質の家庭用ビデオカメラから乗り換える人向けとして,本製品は,最もオススメのHDカメラです。
2012年3月17日追記
本製品カメラからHDDレコーダー「ディ−ガ」へダビングするとき,いくつかの制限がありました。最高画質の1080/60p(1920×1080/60プログレッシブ)記録でHDDレコーダーへダビングするとき,そのままダビングできる場合と画質を落とさないとダビングできない場合がありました。詳しくは,パナソニックのホームページを参考にされてください。USB端子からのダビングができない場合は,本体でSDカードに画質を落としてダビングするという手間がかかります。ダビング受け入れ側のHDDレコーダディーガの機能に合わせて,カメラ側のメディアと画質を選ぶとダビング時に変換の手間が省けます。