最近のオーブントースターは、タイマーのみの低価格のものと、焼き方のプログラムを備えた高価格のものとに2分されるかと思います。そう頻繁に買い替えるものでもないので、今回どうせならと後者の製品を買うことにしました。サンヨーの製品と迷ったのですが、設置スペースの関係で横幅のコンパクトなこのパナソニックの機種にしました。
主な用途は朝食のトースト焼きですが、ボタン1つで綺麗に焼き上がります。あわただしい朝にパンを焦がすこともなくなりました。そして、スーパーで買った食パンを冷凍したものが、まるで高級ホテルのトーストのように仕上がるのには驚きました! いままで、自宅でこんなおいしいトーストは食べたことがありません。遠赤外線もうまく使った焼き上げプログラムは、パナソニックのトースター担当者が試行錯誤しながら作り上げたのでしょうね。実に良くできています。そのほか、ピザや鯛焼きの温めにも使っていますが、早くおいしく仕上がります。まだ、すべての機能は使いこなしていませんが、トースト焼きだけでもこの製品を買った価値は十分にあります。
ただ、操作面で戸惑ったのは、温度と時間を設定するとすぐにスタートする点です。動作中でも設定変更できるので不都合は生じませんが、設定後に「これでよし」と心の中でつぶやいてスタートボタンを押したいと思うのは私だけでしょうか?人間工学、心理学の面からすれば、スタートボタンがあったほうが良いのではないかと思います。コストダウンのためにスタートボタンを省いたとすれば残念です。ちなみに、比較候補にしたサンヨーの機種にはスタートボタンがついています。
それから、ボタンの絵(食パン、もちなどの)が稚拙です。このためこの製品が安っぽく見えてしまいます。誰にでもわかる絵表示の使用は良いのですが、もう少し大人びたタッチで描いてほしいものです。それと、パンくずトレイ部分の造りが雑で、出し入れもしにくいです。コストの問題もあるでしょうが、オーブントースターでこの価格をつけるのであれば、こうした点にも手を抜かないでほしいと思います。中身は良いので、今後はインダストリアル・デザイン面での向上を望みます。