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かつては吉良知彦とZABADAKを組み、透明感あふれるヴォーカルを聴かせていた上野洋子の2002年発表のソロ・アルバム。一人多重録音によるコーラスワークをメインとしたアルバム『VOICES』(‘93年)の第2弾ともとらえられる作品だが、前作よりもますますアレンジが複雑となり、9年の間の技術的な進歩や、ひいては“アーティスト=上野洋子”の成長ぶりを実感できる仕上がりとなっている。
歌詞のない、神秘的な空気感に包まれたヴォーカル・ワールドは、厳粛な気分を誘いつつも、上質のヒーリング・ミュージックとしても機能している。聴き手に自由なイマジネーションを喚起させるところが素晴らしい。(木村ユタカ)
内容(「CDジャーナル」データベースより)
元ザバダックのヴォーカリストとして知られる上野洋子のニュー・アルバム。多重録音によって緻密に紡がれたヴォーカルは息をのむような美しさ。第一級のヒーリング・アルバムとなっている。
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
ソロ・アルバムとしては97年発表の『ナーサリー・チャイムス』以来約5年ぶりとなる、まさに待望のリリース。日本のエンヤ、もしくは一人アディエマスともいうべき超人的なヴォーカル・ワークから生まれた絶品のヒーリング・アルバムだ。1曲あたり最低20トラック以上重ねられた万華鏡の如きヴォーカルを縦糸に、イーリアン・パイプやペダル・スティール・ギターなどの各種楽器を横糸に織り上げた幻想絵巻。太古の草原、満天の星空、熱帯雨林のジャングル、砂漠のオアシス……次々と見えてくる風景に言葉を失う。圧巻。 (岩田祐未子) --- 2002年02月号