岩代さんの前作『みえるひと』の連載打切りから、もう3年弱経つんですね。
好きな作品を打ち切られてショックを受けたのは、後にも先にもあの作品だけでした。あんな少年漫画らしい作品を打ち切るなら、「少年」という言葉を雑誌名から外せば良いのにと思ったくらいです(笑)
それから1年後、岩代先生の新連載が始まった時には喜びと共に、また打ち切られるんじゃないかという不安がありました。「『みえるひと』の最終巻(7巻)を抜いたら、思いの丈をレビューに綴ろう」なんてことを思いつつ、本作1〜4巻の罵詈雑言溢れるレビューを見た時は悲しかったですね。
そして、最近忙しくて中々読み返せなかったのですが、今日1〜8巻を改めて通読しました。その上で、はっきりと言っておきたいと思います。
これが面白くないなら、「少年漫画」って何だ!!
未来の事を他人に話せないジレンマに苦しみながら、それでも救えるべくを救いたいと諦めずに行動し、時には戦う人々。
それが無駄とはならず、少しずつ積み重なって、今巻のように大成した時の衝撃。
早く続きが読みたい。この先の展開が知りたい。そう思える漫画。
昨今ありがちな、カッコいい・可愛いキャラクターで人気を集約できる漫画こそが「現代の少年漫画」だというならば、自分の感想や考えはさぞや滑稽な戯言に聞こえるでしょう。
でも、お願いしますから、他の方にもこれだけ支持されている作品を打ち切るなんて真似を、「今度は」しないで頂きたい。あの喪失感は何度も体験したいものじゃないんで。