何という大団円!
それ以外に,言葉が見つからない。
本誌では,最後の方に掲載され続け,ハラハラしながら
毎回を楽しみにしていたこの作品。
ラスト近くは,駆け足になってしまって,もうちょっと
じっくり読ませて欲しかったとは思うものの,よくぞ
ここまで物語を作り上げてくれたと思う。
広がっていった風呂敷を,ここまで見事に,そして清々しく
まとめられた作品は,初めて見た気がする。
アゲハたちが,過去と現在を繰り返していく中で,何かが
少しずつ変わっていく様子は,足掻きながらもやはり変わらない
絶望に向かっていくようでもあり,本当に目が離せなかった。
けれど……それが,このような結末に結びついていたとは!!
闘って悪を倒す!そして,めでたし!ではなかった大団円。
そして,仲間たちの時を越えた「起きろアゲハ!」の叫びに,
思わず泣きそうになった。
ジーンとくる。
本当に,いい作品だった。