まさに「牙を剥く遊坂!!」です。遊坂の横暴とエキセントリックなその言動と行動にはしびれさせられます。遊坂というキャラクターだけでこの巻は楽しめると思います。その上、ヒロインの雨宮さんが大変なことになっています。これだけ、魅力的な敵側のキャラクターを描写できる作者の力量には感服です。
伏線が散りばめられているのは勿論の事、相変わらずこの作者は「魅力的なキャラクター作り」に長けている。他の作品では見られないほど強烈で個性的なキャラクターがどんどん登場する。敵キャラでさえ、魅力を感じさせるのは、相当難しい事だと思う。
本編はこんな感じです→グリゴリ実験体の脳内に埋め込まれたナノマシンチップを利用してW.I.S.E.を止めるため、陸上自衛隊が厳重に警備網を敷く研究所へ潜入を試みる八雲祭と夜科アゲハとバックアップの雨宮桜子。通常戦力を一蹴していく二人だが、そこには思わぬ妨害が入る。そして、八雲祭の身に「ある変化」が起こる・・・・そして「歴史の強制力」とは一体!?