空冷ファンが取り付けられる部分を除けば、12cm角の空冷ファンが簡単に交換できる仕様のCPUクーラーとしては、高さが47mmとこの部類に属する全製品でも一二を争う全高の低さが最大の特長だ。そのために、スリムタワー型PCケースやキューブ型PCケースベースのPCを少しでも冷やすことをお望みの方にとっては、本製品は貴重な選択肢となる。
冷え具合の詳しい検証結果については、日経WinPC 2011年10月号 特集3「CPUクーラー32モデル徹底比較」も参照されたい。小型なのに冷却性能が高く、CPU付属品よりはぐっと冷えることがそこではうかがえる。自分のPCでも、マザーボード付属ツールでの情報だが、アイドル時でCPU付属品よりCPU温度が5度程度低くなった。本製品を取り付けるにはいったんマザーボードを外す必要があるが、冷え具合を鑑みると、その手間をかける甲斐はあるだろう。
また、本製品は空冷ファンの選択が自由にできるので、冷却能力をさらに高めるなどユーザーの工夫を反映させられる。この柔軟性もポイントが高い。
なお、本製品は、構造上、ヒートシンク部分からファンの取り付け金具の一辺が約2.5cm、ヒートパイプの曲げ処理部分が約1cm出っ張っている。ゆえに、購入を検討する際には、お使いのPCに搭載されているマザーボードのCPUソケット付近を必ず確認したい。