バラエティ番組から飛び出したイケメン俳優5人のバンド。
という肩書きからして「胡散臭い」と感じるのは仕方ないですが、
結成から2年でここまで成長したのは奇跡的な軌跡だと思います。
イケてるバンドマンを演じている、がデビュー当時。
5人が顔合わせをしてすぐ作られたという1曲目のPVは
見ていても「嘘」っぽさがにじみ出ていて、
(それが面白いんですが)
誰が見ても1曲で終わる企画バンドでした。
それが、5人主演のドラマが始まり、
グループとしてしっくりハマっていき、まさかの2曲目を出し、
キーボードを弾いてた華奢な最年少が「ラップ担当」になったことからガラリと変わる。
歌詞にナマの声が吹き込まれ、
触発されたかのように周りのメンバーも一皮、二皮と剥けて成長していったように思います。
虚像だった「イケメンバンド」がホンモノのバンドになった、
そんな集大成のフルアルバムは、
全員が作詞に関わり、個性や思いをぶつけた傑作。
解散が決まってからの発売ということで、ちょっと寂しい最高傑作となりました。
★のマイナス1は、
多種販売や抽選特典などでばら撒かれた傑作たちの分。
内容がよかっただけに「聴くこと」を目的としないで販売されるのはもったいないと思う。
それが当たり前な昨今の事情にはまだ慣れない昭和脳です。