実際に生で観てロイヤルフェスティバルホールのPAは最低だったし、
CDの音も平坦だったのでDVDが発売されると聞いて全く期待してなかったのですが、
本作はどっこい初見から驚嘆させられました。
それは、
1.既発CDのトラックとは音が全く違ってる!
今回DVD用独自に教授&フェルナンド・アポンテが再ミックスを行っている。
誰が何を弾いてるのかがホントに良くわかる分離感のある広がりのある音、
しかもまとまりというか一体感がある。絵にリンクした、ムチャクチャ良い音です。
2.メンバーの演奏を1m位までに寄った至近距離の映像で撮り、無駄なものを映さず
過剰な演出・盛り上げも無く、ただひたすらYMOのドアップ・ドアップ・ドアップ!
まるでザ・バンドのように画角いっぱいプレイヤー魂が炸裂しています!渋い!
3.おまけのYMOインタビューが最高!今に至る心境を何のてらいもなくさらけ出していて
30年間積み上げた年輪が滲み出てて良い!
「あの頃の自分を殴ってやりたい」と教授が言った時の幸宏のうれしそうな顔!
4.特典映像扱いのヒホンライヴの画面にはロンドン本編のシンプルな映像とは一転、
バシバシとエフェクトをかけまくってて、その対比のギャップが面白い!
などなど
どこを取ってもケチのつけようがないナイスな出来映えだったからでした。
超接写映像で余計な装飾が一切無くオーディオトラックが素晴らしいため
非常に月並みな表現ですが、まるでYMOが自分のためだけに目の前で演奏してるかのように
錯覚してしまうぐらい、この作品は臨場感溢れています。
コモンズ作品で不安視されてる音ズレも今回は一切大丈夫。
これは買った方が良いです!このライヴの印象が180度変わってしまった。