デビューからの2曲「アポロ」「ヒトリノ夜」、ヒット曲「アゲハ蝶」「メリッサ」、初期の名曲「サボテン」「ラビュー・ラビュー」、物語調の「カルマの坂」、へヴィな「渦」、珠玉のバラード「ハート」、ぶ厚いギターの音が曲の世界に引き込む「音のない森」、ツアータイトルにも取り入れられた「オレ、天使」、ミディアム調の「パレット」、新曲「まほろば○△」と、確かにベストにふさわしい内容ですが・・・ベストアルバムの宿命か、どうしても全体的にみたときのインパクトに欠けてしまう気がします。「ハート」や「パレット」もやっぱり「雲をも摑む民」の中でこそ一番引き立つといえるし、「メリッサ」もシングル収録のカップリングと合わせて聞いてこそ本当の曲の世界観を味わえるといえるし、どれも名曲といえるだけに、それぞれの曲がぶつかりあっている気がしてなりません。もちろんポルノの入門にはいいのですが、ファンになればなるほどこの「BESTの宿命」に悩まされそうです。なのでけっこうなファンの方でBESTのどちらを買おうか迷っている方には「RED'S」の方を薦めます。