先日、PMPに合格しました。(2回目で)
PMI公式のプロジェクトマネジメント知識体系ガイドは、分厚い本で持ち歩きが不便。
しかも読んでいても眠くなるばかり。。。
そこで、新試験対応前の旧版のレビューがよかったので本書を購入しました。
最初は、レビューの通り、この本の問題を解けるようになれば大丈夫と思って
3回ほど繰り返し試験問題をやって90%以上の正解率になったところで試験を受けたのですが
試験開始30分にして、まったく受かる気がせず、結果はFAIL(失敗)
聞きなれないキーワードがたくさん出てきて、がっくり来ました。
PMP試験は、PMBOKの用語や考え方を理解しないと、PASSしないことに気づかされました。
この本の問題集は、よく考えられた良い問題集ですが、答えを丸暗記してもPASSはできません。
答えを覚えてしまっては意味がなく、考え方を理解する目的で使用すべき本です。
実際の試験は、もっと難易度の高い問題が出題されます。
模擬試験問題集としては、「PMP試験精選問題集」のほうが実戦向き。
PMBOKの基本的な考え方を理解していないと、合格は難しいでしょう。
2011年秋以降の新試験に対応を謳っていますが、
新試験では、所謂引っかけ問題はなくなり、真に正しい考え方を問う問題に進化しているように思います。
その分、試験の難易度も上がっているのではないでしょうか。
第1章
試験の対象範囲の記述が対応しているのみです。(これはPMIのHPに載っている内容と同じ)
また、(6)試験問題への回答の要領の「2.・・・でない」という問の問題に注意する
とありますが、そのような引っかけ問題は新試験からなくなったようで、気を付ける必要はありません
練習問題や模擬試験にも繰り返し「・・・でない」「間違っているもの」を選べ的な設問がありますが
そのようなテクニックを身に付けても、試験対策上意味のないことですし、実務でも役立たないでしょう。
第12章
プロフェッショナルの役割と責任は、新試験では出ません。(要するに旧版のまま)
模擬問題にも含まれていますが、試験には出ません。
ただ、PMPとしての活動ではPMI倫理・職務規定を理解し、
活動することが求められるので理解すべき事項ではありますし、
困難な局面に遭遇したとき、指針として役立つことでしょう。
各章の説明
新試験前であれば、十分だったかもしれません(新試験以前は受けていないので不明)
新試験では、より深い理解が求められるので本書の説明では、理解するには不十分。
ただポイントを押さえる本としては妥当。
また、計算問題は足りません。もっとバリエーションを増やすべき。
結局、
[第4版]Project Management Professional を追加購入して、
初心に戻って、じっくり勉強しなおしました。
虎の巻で、判らないところは、
[第4版]を参照して、確実に理解することを心がけました。
まとめ
新試験対応は不十分ながら、この本はカバンに入れて持ち運ぶには程良い大きさで
移動中の勉強では、一番活躍しました。要点を押さえるという点では良いかと思います。
PMBOKのプロセス、ツール、インプット、アウトプットの繋がりを理解するには
ページ数が足りません。
年々、試験のレベルが上がってくることを想定すると
今後、虎の巻のページ数ではカバーすることが困難になってくるのではないでしょうか。
安易に虎の巻で合格を目指すより、しっかり勉強して試験に臨むことが
合格への王道と思いました。