登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
高校生の時に読んだ衝撃が未だに色褪せない,
By
レビュー対象商品: Pink (MAG COMICS) (単行本)
もう20年ほど前に読んだのに、未だに新しいと思う。表紙の裸像の下半身が、ピンクの帯で隠れてるんですよね。いいデザインだった。 岡崎京子氏は手塚治虫氏の大ファンだったそうで、なんか解ります。毒の混ぜ方が似てる。 人間の美しさと醜さをどちらも描くところとか。 主人公が電車内で他の乗客に「死ね死ね死ね」ってカンジで心中で毒づいた後に、 疲れてる自分を自覚して「ゴメンねみんな」とまた心中で謝るところとか好きです。 「願いが叶う植物」に祈るシーンで、妹の願いだけがハッキリ書かれてないのですが、 (主人公の願いは十中八九「ワニと一緒に南の島にいけますように」だと思うのですが) 「お姉ちゃんとママがせめて話しますように」が妹の願いだったら辻褄が合うなぁ、と思ったり。 「猿の手」みたいなものですね。「お金が欲しい!」と願ったら息子が死んで保険金が入る話。 大人になって読み返すと、主人公の義母(妹の実母)がなんだか哀れだったりしますね。 主人公と義母、どちらも欲望に忠実なだけに、他人の評価に惑わされっぱなしの義母が痛々しい。 シンデレラ、赤ずきん、白雪姫の引用からも、昔から人間の課題が変わってないことが伝わります。 この作品と出会って岡崎京子氏の全作品を購入しましたが、 新作が望めなくなってから矢鱈と完全版や新装版が出て、もうキリがない… それだけ愛される作家なのでしょう。私も未だに愛しています。
8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
面白うて・・・,
By アーメンマン "アーメンウーマン" (神奈川県横浜市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: Pink (MAG COMICS) (単行本)
岡崎作品の読者は女性が多いようです。しかし僕は♂です。しかもむくつけき三十男になったというのにまだファンやってます。文句あるか!。僕が高校生の頃、初めて岡崎京子さんに出会った作品がこの「pink」です。恥ずかしながらコンビニでの立ち読みでした。もしあのコンビニにこの本が置いていなければ、僕の人生の何%かは確実に変わっていたでしょう。変えたいとは思いませんが。 面白うてやがて悲しき、とはこの漫画のためにある言葉だと思います。プードルをワニに食べさせてしまう痛快無比・天衣無縫のユミちゃんのに始めは笑いながら読んでいました。しかしページが進むにつれてなにかとてもしみじみとした、悲しいような、うれしいようないわくいいがたい気持ちが胸の中に広がっていったのを覚えています。ラストシーンはわけのわからない涙がこみ上げて、コンビニの中で人目もはばからずに泣いていました。店員さんたちが僕のほうを見てひそひそ話をしていたのを今でも思い出します。よっぽど不気味だったんでしょう。ま、それはともかくとして一度は読む価値があります。悲しみ(哀しみ)ということの意味を知ってください。
21 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
いつもガケっぷち,
By みるな (兵庫県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: Pink (MAG COMICS) (単行本)
岡崎京子といえば「リバーズエッジ」ですが、個人的には「pink」の方が好きです。22歳、昼はOL夜は売春しながらワニを飼い、部屋をジャングルにしようとして失敗、水浸しにして、ママハハの男妾の部屋に転がりこむ、と、ユミちゃんはかなりエキセントリックな女の子のようですが、読んでいくうちに、この子はすべての女の子なのかもしれない、と思えました。 ただ幸せになりたくて、欲しいものはガマンできない女の子。 誰もがフツーに日常を生きているようで、実はガケっぷちを歩いているんだな、と改めて思いました。 「この世にはどんなことだって起こり得るんだわ。どんな美しいこともどんな酷いことも」
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|