小さなサンプルから、Facebookやtwitterとの連携といった比較的大きめのサンプルまで、PEARで実現できる機能の一通りが、PEARモジュールの最新版に対応したサンプルとして紹介されている。PHPによる開発の現場にはさまざまなフレームワークが登場しているが、この本ではフレームワークを使わず、限りなく「生」に近い形でPHPを使い、複雑な処理を実現している。それゆえに学習目的でソースコードを読んで中身を理解したいという人にも最適な内容だと思う。もちろん、PEARのコードもオープンなので、それを読み理解が深まる。WordPressなど、PHPが使われる機会が圧倒的に増えてきた昨今、この本を読んでPHPプログラミングへの理解を深めてみてはいかがだろうか。もちろん、付録のサンプルはすぐに動くので、そのまま目的の処理に組み込むのもよいだろう。