テーマ別に分類され、まさしく辞書のような趣きですが
閲覧方法もそのように使える優れもの。
簡略ながらもしっかりとした写真家のプロフィールや
エピソードが添えられ、しっかり読ませる辺り
よくある作家紹介本のようにはいきません。
「写真」が氾濫するご時世。
今でこそ写真を撮る行為が日常化した生活が当たり前で
いつでもどこでも撮れるというのが現実。
しかし、写真を観て誰が撮ったのだろう、写真家はどんな人だろうと
撮った本人に眼を向けられることが少ないと思うのです。
この本にはイメージとして広く周知されている作品ばかり
語弊がありますが、巨匠の代表作が詰まっています。
切り取られたものはそこで終わりではありません。
作品として人目に触れるだけが写真ではありません。
だからこそ、多種多様な写真があって様々な写真家がいる。
ここには改めて観ることで再確認できることがあります。
掲載写真家一覧があるともっと良かったかも
という点で、星4つです。