このレンズは18mm(換算27mm)から135mm(換算202.5mm)をカバーするメーカー純正の高倍率ズームである。簡易防滴機能のWR仕様となっており、霧や飛沫の掛かる環境でも利用できることが特徴となっている。
社外品の高倍率ズームレンズは18-200mmあるいは250mm、270mmと望遠側を伸ばした設計のものが一般的になってきており、それらと比べると135mmは不満に感じるかもしれないが、写真のキホンを考えれば、換算200mmは必要十分な画角だろう。むしろ倍率を抑えたことで画質も高倍率ズームレンズの割には良く(18-55WRと同等あるいは良いかもしれない)、トラベルレンズとして見れば合格点だ。
さすがに画質をDAスターレンズやDALimitedと比べることはできないが、このレンズは社外品にはない簡易防滴が最大のセールスポイントであり、DA18-55WRのキットレンズよりわずかに大きく、そしてやや重いが、レンズが濡れるような環境でレンズ交換をすることなく27〜200mmを扱える事が魅力である。より望遠を必要とするならば18-55WRと50-200WRを組み合わせるという選択肢もあるだろうが、ボディやレンズが濡れている状態での交換は非現実的である。それよりは解像度の高いK-5のセンサー能力を活かして、トリミングをした方がはるかに便利だろう。
DAスターレンズと比べるとF値が大きい等の不満点もあるが、新搭載のDC機構は(PENTAXとしては)非常にAFの合焦が早いのもこのレンズの特徴である(18-55WRより明らかに早い)。予算が許すならばだが、バラで買うよりも最初からK-5とキットで購入しておくと良いのではないだろうか。