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PASSION - クラシック名曲集
 
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PASSION - クラシック名曲集

早稲田大学ピアノの会 CD
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登録情報

  • 演奏: 小川実 [Piano/M1-3], 重松和人 [Piano/M4-6], 山田翔平 [Piano/M7-9]
  • 作曲: ラフマニノフ, ベートーヴェン, ヘンデル, ドビュッシー, カスキ
  • CD (2011/9/21)
  • ディスク枚数: 1
  • レーベル: 早稲田大学ピアノの会
  • ASIN: B005F1NMB8
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 音楽 - 356,460位 (音楽のベストセラーを見る)
  •  カタログ情報、または画像について報告


1. ラフマニノフ : 前奏曲 嬰ハ短調 Op.3-2 「鐘」
2. ベートーヴェン : ピアノソナタ 第23番 「熱情」 Op.57
3. ヘンデル : チェンバロ組曲 第7番より パッサカリア
4. ドビュッシー : 夢 L.64
5. カスキ : 夢 Op.19-1
6. カスキ : 森の精 Op.10-1
7. ショパン : 練習曲 Op.25-11 「木枯らし」
8. ショパン : 「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」 Op.22
9. サティ : ジムノペディ 第1番

商品の説明

内容紹介

日本屈指のレベルを誇る「早稲田大学ピアノの会」から3人の若きピアニストがCDデビュー!プロのピアニストをも脅かす実力と音楽性!

[商品番号:KKC-7013] [早稲田大学ピアノの会]

音楽専門学科コースを有さずにも拘わらず、多数のプロ音楽家を輩出してきた早稲田大学。その中でも「早稲田大学ピアノの会」といえば、レベルの高さは著名であり、音楽大学においてトップレベルの学生までもが在籍するほど。
自身も歌手として活躍する音楽プロデューサーの古屋博敏氏が、長髪をなびかせながら物凄い勢いでベートーヴェンを弾きこなす小川実の音楽性や人間性に惚れ込み、彼をリーダーに据えた「早稲田大学ピアノの会」プロジェクトを創り上げました。演奏する面々は、若さと情熱溢れる早稲田大学在学中のピアニスト。リーダーの小川実は現在文学部哲学専攻3年、重松和人は政治経済学部2年、山田翔平は教育学部教育楽科2年。
古屋博敏氏自らがエグゼクティブ・プロデューサー、サウンドプロデューサーとして立ち、制作期間中は共同作業を行いながら、国内外で音楽制作現場に経験豊富な古屋氏の哲学とノウハウを余すところなくメンバーに伝え続け、彼らをデビューへと導いた渾身の一作。
録音にもこだわり、ピュア・サウンドを追求したDSD5.6MHz、PCM192kHzのハイサンプリング・レート・レコーディング。アーティストたちの情熱と呼吸を余すところなくダイレクトに表現しています。2011年10月1日のリリース記念コンサートの他に11月の早稲田大学の早稲田祭にも出演が決定しています。

[録音:2011年7月5&6日 山梨・桃源ホール]

2011年10月1日リリース記念コンサート
入場無料&サイン会
早稲田奉仕園 スコットホール 17時開演

アーティストについて

小川実(おがわまこと)
このCD制作における、プロジェクトリーダー。1990年東京生まれ。早稲田中高等学校を卒業、早稲田大学文学部に入学、現在哲学科3年生。主に現代哲学、ポストモダン思想を追求している。早稲田で生まれ、早稲田で育った生粋の早稲田人。好きな作曲家はバッハ、ベートーヴェン、ラフマニノフ等々。好きなピアニストはヴァルター・ギーゼキング、フリードリヒ・グルダ、グレン・グールド。企画立案からプロジェクトを一貫して牽引し、メジャーデビューを果たした。

重松和人(しげまつかずと)
1990年長崎生まれ。早稲田大学政治経済学部国際政治経済学科に在学中。9歳より地元講師の下で本格的にピアノを習い始める。近代フランス音楽に魅せられ、実際のフランス人がどのような生活を送っているのかを知るために、高校在学中に一年間渡仏。現地の一般公立高校に通う。好きなピアニストはパスカル・ロジェ、館野泉。

山田翔平(やまだしょうへい)
1992年東京生まれ。7歳より島村楽器のピアノコースにてピアノを習い始め、島村楽器音楽コンクールにも度々出場、入賞を経験している。早稲田大学高等学院を経て早稲田大学に入学。ピアノ以外に、指揮者としても活動をこなす。好きなピアニストは、マウリツィオ・ポリーニ、エフゲニー・キーシン、ユジャ・ワン。好きな指揮者は、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、小澤征爾。

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最も参考になったカスタマーレビュー
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ErShiEr
形式:CD
現役の大学生であり、また早大ピアノの会のメンバーである3人がそれぞれ数曲を演奏したものを一枚のCDにしたという構成ですね。

曲目は以下のとおりになっています。

小川実
1.ラフマニノフ:前奏曲嬰ハ短調Op.3-2「鐘」
2.ベートーヴェン:ピアノソナタ第23番「熱情」Op.57
3.ヘンデル:チェンバロ組曲第7番よりパッサカリア

重松和人
4.ドビュッシー:夢L.64
5.カスキ:夢Op.19-1
6.カスキ:森の精Op.10-1

山田翔平
7.ショパン:練習曲Op.25-11「木枯らし」
8.ショパン:「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」Op.22
9.サティ:ジムノペディ第1番

まず、小川実さん。彼の第一曲目はラフマニノフの「鐘」から始まります。この曲は、フィギュアスケートの浅田真央選手がバンクーバー五輪のフリーで使用した曲としても日本では有名になりました。陰鬱としたテクスチュアから始まり、物悲しい印象を受けさせる曲ですが、一打鍵一打鍵にしっかりと気持ちが入っているのが伝わってきます。何かを訴えかけるような、短調の中に情熱が見え隠れしています。そんな感情がベートーベンの「熱情」へと引き継がれていく。曲が変わったのを感じさせない、流れるような曲の移り変わりもまた見事です。
「熱情」はフルで演奏されており、演奏者の気合も伝わってきます。「熱情」はベートーベンの三大ピアノソナタとされていて、中期の作品の最高傑作として非常に有名な曲でもあります。導入部分ですが、「鐘」の要素を上手く引き継げているからなのか、非常にあっさりと落ち着いた導入でありました。もったいぶらない感じが好印象です。私の印象としては全体的にとても丁寧に弾いているなという印象を受けました。第三楽章のAllegro ma non troppoも行き急いでしまう傾向にありますが、非常に落ち着いて、しかし芯のしっかりした演奏になっていました。情熱的にしかし冷静に。彼のオトナな一面を垣間見ることが出来ました。「熱情」に関して言えばピアニストの清塚信也さんや横山幸雄さんの演奏CDをよく聞くのですが、彼が音に熱情を表している一方、冷静な熱さをこのような形で表現できるという点でこのような表現方法があるのかと、目からウロコでした。
最後に、急に時代をさかのぼり、バロック時代のヘンデルの「チェンバロ組曲第7番」を仕込んできました。これはどういう意図があったのでしょうか…?これはパッサカリアといって「通り」と「歩く」の合成語といわれています。あくまで推測でしかありませんが、熱情を存分に表現した後、そこには更なる道が開かれている。つまりこれからの未来の自分を「過去の遺産」を糧にして切り開いていこう、という意図なのではないかと勝手に考えています。
(ちなみに、ベートーベンの中期の私のお気に入りは「告別」です。是非聞いてみてください。)

そして、二番手、重松和人さん。彼は演奏曲名を統一させてきました。ドビュッシーの「夢」とカスキの「夢」。それぞれ年代も重なる部分もあり、その時代背景の中、二人はどのような想いで曲を書いたのか。そこに違いはあるか。また、ドビュッシーの「夢」は有名になり、なぜカスキの「夢」は埋もれてしまったのか。
ドビュッシーの「夢」は一言で表すととても曖昧。夢の中のまどろみにいるような、そのような雰囲気。意識もはっきりしておらず、自分が誰かもよくわかっていない。そんな雰囲気を持っていて、そこをとてもうまく表現していました。
一方、カスキの「夢」は一音一音はっきりしています。そして、不穏な雰囲気を漂わせてもいます。まるで、夢という名の迷路に迷い込んだかのように。私はどこにいるのか、私は誰なのか、誰か、教えて…そう語りかけるかのように。
この違いをとてもよく味わうことができて、またそこを上手く表していたように思える。
最後のカスキの「森の精」ですが、カスキの「夢」の続きを表しているように思えます。迷っている夢の世界で森の精が現れる。すると、精が導いてくれる。戯れながらそうして自分は夢から抜けだして新しい日々を歩んでゆく。そのような印象を受けました。

そして、最後に山田翔平さん。彼の演奏する曲は、今回はショパンが中心。最初の曲は「木枯らし」。私はショパンの練習曲に関しては様々な人のCDを聞いていますが、これもまた彼らしい特徴が出ていてとてもよかったと思います。最初の導入から主題の16分音符の6連符に転換するときの息をはっと飲ませる感じは、見事でした。ポリーニのショパンや横山幸雄さんのショパンは強弱感を非常に出して演奏している一方、淡々と演奏している様子が感じられます。しかし、こちらのほうがショパンの練習曲に合っているかも??と感じました。そもそもは練習曲なのですから、あえて気持ちを込める必要はないのかも?と思い直させられました。叙情的ではなく叙事的でいいんです。
そして、「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」。この曲は戦場のピアニストのEDとして使われました。アンダンテ・スピアナートの部分は心を揺らがせます。柔らかい旋律は聞いた人をとりこにしてしまいそう。耳あたりのよい、しかし決して聞き逃すことのできないアルペジオ伴奏と共に、レシタティーヴォもとても綺麗に演奏されています。
そして、一転、華麗なる大ポロネーズの方は快活なファンファーレから始まり元気づけられるような音楽です。よく聞くポロネーズの形を受け継ぎながらも独創性が見えるこの曲。主部もよく感情的に表現できていて良いと思いました。さり気ない技工も本当にさり気なく演奏していてすばらしい。
最後にサティの「ジムノペディ第1番」で締めたのは大きな驚きと共に、感心のあまりため息が出てしまいました。なるほど、全体的に「熱情」や「木枯らし」や「華麗なる大ポロネーズ」のように激しくまた快活な音楽が多かったこのアルバムに一つの区切りとして鎮静曲としてのこの曲はいいです。ですが、一点、最後の締まりのなさは強調され、最後はとても中途半端な形で終わります。しかし、これは一つの策略なのではと私は推測します。これから先、あえて締めないことによって、これから先にもまだ自分たちには道が続いているんだということを表したかったのかもしれません。
彼らはまだ大学生。これから長い人生を歩んでいく上で、終わりを作りたくなかったのかもしれませんね。

ここで、強調しておきたいのは、彼らは音楽専門教育機関で学んだ経験がないということ。しかし、それは逆に自らの潜在能力によって、技法や理論に縛られない、自由な演奏を出きるということではないでしょうか。そして、個性的な演奏は人々の心を掴みそして離さない。ぜひ、一度、この世界にどっぷりと浸かってみて欲しいと思います。
きっと聞いてみて後悔はしないはずです。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:CD
クラッシックピアノは殆ど聞いたことがなかったのですが、聞いてみると、自然に耳から身体の中に入っていく感じでした。
特にどこかで聞いたことがあった、ヘンデルやドビッシー、サティの曲はとてもうれしかったです。
音楽通でもないのに感じたことは、
演奏はなめらかで、のびやか。安心して聞けるので、本当に上手なのがわかってしまいます。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:CD
さまざまな知識や経験の蓄積により成り立っている自己を内省しながら紡ぎだす音楽には、専門教育を受けている者とは一味違ったスパイスが効いているようだ。
鍵盤を押せば誰でも同じ音が出せると思われているピアノだが、奏者により、こんなにも音色も質感も響きも違う音が生まれることを再認識させられた。
また録音の質の高さも特筆すべきであり、奏者の三者三様の個性を際立たせている。
閉塞感のある社会の中で、自らの可能性を信じて立ち上がった彼等に拍手を送りたい。素晴らしい作品だ。
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