先月号に続いて”最強“研究。取り上げられた機甲部隊は、湾岸戦争の米第七軍団、ソ連第11親衛戦車軍団、80年代以後のドイツ(西ドイツ)機甲部隊、イスラエル機甲部隊、そして陸自北部方面隊。実戦の経験のあるものとないものを比較するのは非常に難しい課題で、荒木雅也氏の力をもってしてもストンと落ちる結論にはまだまだの感が残らざるを得ない。
このテーマの関連なのか、続けて世界の機甲部隊の「師団から旅団へ」編成替えの流れとロシア軍の改革の興味深い二本の論考が掲載されている。
第三特集にあたる「ドイツ空挺隊のクレタ島作戦メルクーア」は作戦図が最後になって収められていて解りにくい構成になってしまっているのが残念である。
魅力ある写真ページでは、10式戦車第一号車をはじめとして多々あるが、ここでは「太平洋戦争初期南方作戦における日本軍」を特に取り上げておきたい。
ほかにも「ランドローバー物語」が読ませる。次回にも期待する。と言うわけで今回は星五つ。