This is the first volume of Susan Cooper's brilliant and absorbing fantasy sequence known as The Dark Is Rising.
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ドルウ家の三兄弟、サイモン・ジェイン・バーニィが
ふとしたことから見つけた古文書は、失われた聖杯の在りかを
示すものでした。信頼できるメリマンおじさんの協力を得て、
彼らは古文書の謎を解き明かそうとします。
けれど、当然のように迫る「闇」の手先の気配———
と言う、王道中の王道のストーリー展開です。
書かれた時代が古いため、最近の児童作品のように
「ラストですべての謎が明かされる」という形式になじんでいる人には
ちと消化不良の感が残るやも。
そんな思いを味わわぬためにも、せめて続きの
「光の六つのしるし」は手元に置いて読みましょう。
……それはそうと、作中の詩を、一生懸命暗記したのは
私だけではないと思うのですが、どうだろう。
同じ作者の闇の闘いシリーズも早く読みたくなりました。
ドルウ家の三人きょうだいが見つけた古文書が示す、
聖杯のありか、そこに隠された秘密とは…。
力を合わせ、頭と身体を使って、古文書の謎を読み解いていく三きょうだい。
何百年もの間、人々が探し続けてきた秘密が、時を超え、明らかになるのだろうか。
しかし、三人の背後に、聖杯を奪おうとする悪の手が迫る…。
はらはら、どきどきの冒険劇に、聖杯の秘密への期待は高まり、
どんな結末が待っているのか、と思いながら読んでいる時は楽しいのだが、
読み終わってみると、うーん…これでいいのか?という感じ。
「悪」の側の存在も、何となく輪郭が曖昧というか、陰が薄いというか。
「この人達が聖杯を手にしたらどうなっちゃうの?!」
というのが今ひとつ見えてこないので、
せっかくの緊迫した争奪戦も、迫力半減の感がある。
おそらく、これ一冊で満足感を得ようと思ってはいけないのだろう。
壮大な「闇の戦いシリーズ」の序章として、
どっしりと腰を据えて読む覚悟で臨まなければ。
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