初期2枚にあったサイケ・ポップ色が一掃され、インスト・ジャズロック化が進行した時代のアルバムを廉価でまとめて聴けるということで、大変お買い得なBOXです(コストダウンのため、ジャケットなどは簡素化されていて、参加メンバーのクレジットとかは一切ありませんので、そういうのが気になる人はご注意を)。
Soft Machineに対する個人的な愛着では「2nd」、聴取度では「Softs」や「Bundles」になってしまうのですが(笑)、こうして中期の作品群を聴き直してみると、エレクトリックピアノ、ベース、サックス等による反復性・ミニマル色がこのバンドの一貫した個性だったのだなぁ、と気付かされます。それぞれに聴きどころのある作品ばかりですが、かつて冗長に思えたこともある「3rd」に一番インパクトを受けたのは、自分でも意外でした。