オープンソースでVPNを構築する場合、本書のOpenVPNか、もしくはPoPToPを使う場合がほとんどかと思われる。OpenVPNを用いる場合、Windowsをクライアントとして接続するには専用クライアントをインストールしなければならないが、全体的には本書を参考にすれば、かなり手際よく構築することが可能である。本の構成も1章から順番に読んでいけば、理解できるように構成されている。ただし、6章の「OpenVPNの高度な使い方」については、ルーティングやiptablesに関する知識がないと、理解するのは難しいかも。
タイトルに「超簡単」とあるように、簡単にVPN環境を構築でき、かつ説明も丁寧なので、読みこなせば柔軟にVPNを構築できる。日本語でOpenVPNを詳細に解説している唯一の本なので、VPNに興味のある人には、是非、おすすめ。