本書はOPENGL ES GAME DEVELOPMENTの翻訳本ですが、質の良い翻訳になっていると思います。
主にOpenGL 1.3とのAPI差分と、ESとして拡張されている仕様、EGL1.0についてのみ記述した内容です。
このため基本的にOpenGL自体のAPI知識が必要ですが、そちらの良書はあるので、
簡潔さから見てこの本は良くまとまっています。
またEGLについてはやや説明不足感もありますが、最低限のセットアップに関する情報はあります。
普及環境はBREW、Symbian、WindowsCEプラットフォームが主なOpenGL ESですが、
本書では特に携帯電話向けとしてBREWを中心とした話が含まれています。
このためクアルコムのMSM6550、MSM7500チップセットに応用できる拡張機能にも
スポットをあてた最適化などの解説があり、実際の開発でも役立ちます。
現在では実機で機能をサポートした機種も多くなってきていますし、
この本は業務でOpenGL ESを使用する際の基礎知識として充分学べるかと思います。