サンボーンのデッカでの2作目。製作は前作同様フィル・ラモーン。
彼のルーツであるR&Bに根ざし、今回はレイ・チャールズのレパートリーが中心。
核となるのはオルガンのジョーイ・デフランセスコにドラムのスティーブ・ガッド。
前作に続きジョス・ストーン姉御がヴォーカルをとる曲は貫録が増し、
またヴァーブ作以来ゲストのジェームス・テイラーも申し分なし。
前作発売後サンボーンがこよなく愛したハンク・クロフォードが亡くなった。
(やはりレイ・チャールズの音楽に欠かせなかったデビッド・ファットヘッド・ニューマンも更に。)
1曲目はハンクの作品。グルーヴィーで、65歳になるサンボーンも元気な音色を聴かせる。
タイトル曲は生まれたばかりの孫娘に捧げたサンボーン自作のバラード。
揺れるオルガンの音色が今作全体のグルーヴの舵をとっていて、ジョーイを指名したサンボーンの今作に賭ける意気込みが。
全曲楽しめるが不満が無い訳でもない。曲数が8曲ではどーにも、火照った気持ちがおさまらず。
やはり前作同様、永いつきあいになりそうな作品。
ま、DAVID RITZのライナーが載ってるだけで名盤の証なんだが。