ということで,Prince and the Revolutionのフロントレディでバンドの要でもあったWendy MelvoinとLisa Colemanがほぼ全面的に参加しているのが本作の売りである.たぶん,彼女達が"Girl Bros."としてアルバムをつくったときのプロデューサがTchad Blake(Neil Finn/Crowded Houseの作品のほとんどにコミットしているエンジニア畑の人.Peter Gabrielのプロデュースをするまで出世するとは…)なのがきっかけで,Neil Finnとのコンタクトが生まれたと推測する.本作の曲作りにも2人が結構コミットしているようで,Neil Finnだけでなく,Wendy and Lisaのファンにもフックをもった作品だと言えるでしょう."Don't ask why"あたりのリズムには,Neil Finnよりも2人のキャラクターを感じる.
アメリカでは,収録曲の順番を変えて,"One all"というタイトルで発売されているようだ.Sheryl Crowも(たしかアコーディオンで)参加していたりする.ほんのちょっとだけど,味わいの違うNeil Finnが本作では聴ける.