つぶやくバリトンのボーカル。メロディーらしきものは時々浮かび上がるが、もう、すぐに消えていく。アコースティックな演奏も、時にメロディーもリズムも関係無くなってしまう。ときどき入る荘厳な女性バックコーラス。通常のロック・ミュージックでは決してない。
でも、そんな不思議な音楽に、私は大のロックオヤジだが、やられましたよ。もう、何度リピートしてるか分からないくらい。ずっとこんな音楽を待っていた感じ。
このアルバム、股間もバリバリの若いロック・ファンにも響きくかどうかは分からないけど、私にとっては非常に驚きであり、かつ快感です。ここ最近の新譜では、間違いなくベストの一枚です。将来も名盤の一枚に数えられることでしょう。
8年ぶり、そして、大丈夫かよというようなお年。歌詞カードもついているが、何だか難解そう。今はまだショックで訳す気も起きない。時々「エイメン」、「ショウ・ミー・ザ・プレイス」なんてつぶやく曲もあるが、なんだか、きっとイケナイことを歌ってそう。普通のお爺さんはこんなアルバム出さないよね。お子さんも参加しているらしいがこんなオヤジが家に居られるとたまらんだろうなあ。
ジャケもご自身の監修とのことだが、非常に秀逸。お安い外盤で十分。ぜひとも。病み付きになりますよ。