(外観)
卵形の筐体は質の良い樹脂を使用しており、広告用画像で見るより実機の方が
高品位と感じた。 ただ、60mmフルレンジスピーカーはコーンが白色でセンター
キャップがメッキの銀とチープに見える。重量は約400gだった。
本体はアルミへアラインパネルシールがオーディオ機器としての質感を演出し、可
もなく不可もなくといった印象だ。青LEDは眩しくなく丁度良い光量だった。
(操作性)
液晶テレビ・東芝37Z3500の光デジタル接続し、液晶テレビの電源が入ると連動して
電源が入るAUTO POWER機能は正常に動作した。連動時に光デジタル/アナログ入力の
切り替えまでは自動とはなっていない。
リモコンで電源入切、音量調整や低音域増強用のBASS BOOSTのON・OFFなど全ての操
作ができる。レスポンスも良く使い勝手は良い。
(音質)
約40時間エージング後に視聴。
液晶テレビ・東芝37Z3500と角形光デジタルケーブル(付属品)にてデジタル接続し、
ソースはBSで録画したエリッククラプトンライブをDMR-BW690(HDMI出力)で再生さ
せ視聴。出だしからスピーカーから音が出ずに戸惑ったが、液晶テレビの光デジタル
音声出力を「デジタルスルー」から「PCM」に変更してスピーカーから音が出た。
TW-D7OPTの光デジタル入力はPCMのみ対応となっていました。
実際に鳴らしてみると、テレビ用スピーカーとしては規格外の音像定位を再現する
実力があると実感。小音量でも中音域重視のセッティングが功を奏しボーカルが良
く聞こえます。台詞の聞き取りやすさはテレビ用スピーカーとしては重要です。
音量を上げるとバックの楽器や声援が浮かび上がり、包まれる感じの厚みがある音
に変わっていきます。
これだけでもこの価格帯のスピーカーシステムとしてはとても優秀なのですが、驚
いたのはこの後。 CDプレーヤーは故障中のためにパイオニアCLD-HF9GというLDプ
レーヤーを代用し角形光デジタルケーブル(付属品)にてデジタル接続し、お気に入
りのドナサマーとカーペンターズのCDを鳴らした時です。 何故このスピーカーの
評価が高いことか理解できました。この小さなスピーカーから、女性ボーカルが目
の前に感じるほどに音像定位を得られるとは全くの想定外でした。 我が家で中一
の子供が使っているパナソニック製のCD・MDラジカセと比較しても違いは明確
で、5万円以下のマイクロコンポやCDラジカセでは到底味わえない音でしょう。
単品CDプレーヤーとTW-D7OPTの組み合わせで、音楽鑑賞を楽しめる省スペースオー
ディオとして十分使える実力を備えています。この価格でこの音を楽しめる。
自信を持って買いであるとお勧めする事ができます。
1つ苦言を呈すると、ポータブルプレーヤーipod nano8GBとステレオミニプラグケ
ーブル(付属品)にてアナログ接続での音質を確認しましたが、こちらはダメでし
た。音域の狭さと低音域の歪みが耳障りでアナログ接続での使用は不向きと判断し
お勧めはできません。