感想は、タイトルの通りです。とにかくもう、未聴の人は聴いてくれーーって感じです。デビュー作にして、d世紀初頭のJ-ヒップホップソウルにおけるマスターピース!……と、少なくとも私は感じました。
リスナーの体を自然に揺らすリズム、抜群のヴォーカルハーモニー、卓越したラップのスキル、そして耳に残るメロディーラインと歌詞…。すべてが恐いほどパーフェクトで、アルバム全体を通して無駄がない。奇跡的な完成度で才能を見せつけた姉妹とプロデューサーにお手上げです。
ひょんなことから、リリースから実に二年もたった今ごろになってアルバムをゲット。もう毎日車で、家で聴きまくりです。もう十年以上、R&Bやソウル、ハウス、クラブジャズなど洋楽を聞いてきたけど、邦楽でこれほどブラックなテイストを感じたアーティストは初めてかも。何よりサイコーなのは、日本人の琴線に響く美メロも忘れてないってこと。
近年は私が言うまでもなくヒップホップやR&Bが日本で浸透し、チャートもにぎわしているけど、どうもチャラいというか、リスナーにこびた小手先だけの音やノリだけのサウンドが氾濫してるような気がします。体の芯に自然と響くリズムというか、ファンク魂が欠如していると思うのです。
その点、SOULHEADは違うかな、と。心地良いサウンドとラップ、ヴォーカルワークは耳を疑うほど素晴らしく、ファンキー!もちろん、しっとりバラードもグッド。個人的に最も気に入ったのは、音数が少なく骨太なサウンド構築。日本人にはなかなかできない妙技です。
あえて難を言えば、歌詞で英語の比重が多いことやちょっと耳なじみが良すぎる点(贅沢だけど)。まあ、それだけです。
セカンドアルバムも買いましたが、ちょっと邦楽的雰囲気が強い。独断と偏見で言えば私はファーストのほうが好み。全く関係ないけど、大沢伸一がプロデュースしたbirdもデビュー作が良かった…。
最後に一言。この作品は絶対に買いです。