あらためて聴いて 凄いと思った この頃のバード 最強! 思えば 一曲目のラバカンはクリフォードがダイナ・ワシントンと組んだ名盤の一曲目 どちらにしろ まさに火を噴く様なSWING こりゃーバードの二代目襲名宣言だ アレンジはストレートだけど バード→ペッパー・アダムス→バード→ジヤッキー→バードと三分割に工夫している サム・ジョーンズが物凄い突っ込みでドライブかけてる アート・テイラーのシンバル・ワークも見事! 二曲目のバラッドは自作と思えないほどの完成度 胸の内に湧き出るメロディーを素直に丁寧に吹いてる ほんと良い曲だね。三曲目は まるでウィントン・ケリーの為に書いたかの様なファンキーな曲 ここから後半までケリー節全開(笑い) サムのウォーキングベースも心地好いし ユニゾンもシンプルにバシッと決まってて気持ち良いす。次のロリンズの曲へスパッと繋ぐとこなんかカッコイイ! バードもケリーもほど良く力が抜けてるし そして次のタイトル曲の力強いマーチングドラム 痺れるね! なにげに構成が完璧 でも押し付けがましくない 気持ち良い 結局 これがバードの本質 バップやろがファンクやろが変わらないね。その時代に一番フィットした気持ち良い音 つまりは独りよがりじゃない聴き手本位の姿勢が いつの時代にもバードの作り出す音が愛される理由じゃないかな? そして 少なくともバードは この時点では「クリフォードの後継者」と言われる事を誇りに思っていた このアルバムはハードバップ期の輝きを 最高の形で記録した一枚 小難しいとこなんかないし 曲も良いのでジャズを初めて聴く方にも安心して奨められます 音質も良いです! (とほほの助)