本当にこのアルバムは入手困難さではショーターのアルバムで1,2を争うんじゃないだろか(…次点はファントム・ナビゲーター?)、中古CD店で置いてある事はまず無いと思う。
このアルバムを聞いた自分なりのイメージですが、人間が主役でなく“風や大地にやどる太古の生命”の物語といった感じ。それだけに80年代とは正反対のクールで、ふと通り過ぎた風といったようなプレーを聞く事ができる。
曲自体は普通に聞くとフリーっぽいのかな、例えるならECM的?ベスト盤にも入ってた『Calm』が特に好きだけど、『De Pois Do Amour O Vazio』も心地よい、このちょっと寂しいアンニュイさ加減はどうだろう。
ただこのアルバムを4つ星にしたのは、レアさも相まってかよくショーターの最高傑作と称されてるのに、ちと違和感があったからです。
これも一つの通過点だと思う…まさに“通り過ぎた風”。