U2といえば、3rdアルバム「War」以降の話ばかりが語られがちで、
その前の1stと2nd、特に本作はまるで無かったことのようにされていますが、
別に他のアルバムに比べて精彩を欠いているわけでも、
所謂"2ndアルバムのジンクス"に引っ掛かってるわけでもありません。
確かにちょっと頑張りすぎてるような箇所もあるにはありますが、
たいしたことはありません。若かっただけでしょう。
ジャケからして地味なアルバムと取られがちなアルバムですが、意外に激しいです。
多分U2の中で一番うるさいアルバムなのではないでしょうか。
7曲目などの綺麗な小品を挟みつつも、
基本はサビで爆発するタイプの荒々しい若者ロックをやってます。
とはいってももちろん初期の彼等独特の冷えた音で奏でているので
何だかストイックでやたらカッコいいのです。
もしかしたら本当に1stでネタ切れ状態になっていて、
がむしゃらに勢いだけで作り切ったアルバムなのかもしれませんね。
一応アメリカツアーから帰って即効作ったアルバムらしいので。
まぁ何にせよ聴いて損はしません。有名な曲は入ってませんが、
それはベスト盤に曲を入れなかった人のせいでしょう。