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前作の発表から実に6年、1974年の来日公演を体験した筆者にとっての4年は長かった。そして、彼ららしいタイトルのこの8枚目でMoodiesの旅はひとまず完結すると彼ら自身が予告した本作が、それに見合うインパクトを持たなかったことに落胆したものだ。前作に比べて佳曲が少ないのは誰の目にも明らか。ただし、Mike作のOne Step Into The Lightだけは別。彼の最高傑作の1つだと思う。"There's one thing I can do:Play my mellotron for you..."という一節が胸に染みる。それに比べてJ&Jの前作からの落差に、John Lennonを失ったBeatles解散後のPaulを連想してしまうのは私だけ?
このアルバムを境にMoodiesは、Peter Gabrielの抜けたGenesis宜しく(?)快いPOPバンドになっていく。日本ではあまりプログレと評価されないMoodiesであるが、少なくともMikeのいた本作まではどこか野暮ったい彼の曲やメロトロンも含めて純然たるプログレッシブロックであったと思う。彼に比較してメロデーメイカーとしてのセンスに勝るJ&JがMike抜きでその後のMoodiesを牽引していくわけだが、そういった意味であのMoodiesが終わったんだと実感する記念碑的アルバムである。
客観的に見れば星3つかもしれないが、One Step...があるので、4つ星を進呈する。
蛇足ながら、Michael Pinder/The PromiseのCD(廃盤?)にはOne Step...のセルフカバーがボーナストラックで入っている。また、米盤には、LPに入っていた歌詞カードが入っていないが、Googleでmoody blues octave lyricsの4キーワードで探せば何とかなる。
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